Officeの購入で迷ったら(2013の場合)
皆さんはもうOffice 2013製品をお持ちですか?
Office 2016の発売が噂されている中、鮮度の低い話題になりますがOffice製品の種類で迷うことがありましたのでちょっと頭の整理ができたらなと思います。
Officeの購入を検討したときにいつも悩みがちなのが、Office製品の種類の多さによる「で、どれが私にあってるの?」状態だと思います。
私もよく理解できていませんので、調べながらご説明していきたいと思います。(万が一内容に間違いがありましたらご指摘いただけると助かります)
※ここで言うOffice製品の種類というのは『Word』や『Excel』などのソフトウェアの種類ではなく、『Professional』とか『Home & Business』といったパッケージの種類のことを指します。
まず考えることは「家庭向け」なのか「ビジネス向け」なのか。
家庭向けOffice製品(Microsoft公式ページより)
ビジネス向けOffice製品(Microsoft公式ページより)
ビジネス向けって、何がビジネス向けなの?と思いますよね。ビジネスで使用するからビジネス向けを購入しなければならいのかというと、そうではありません。日本ではMac版の『Home & Student』は商用利用が禁止されているものの、他の製品にはそのような規定はないようです。(ライセンスについては様々な規約があるようなので、詳しく知りたい方は調べてみてください)
だいたい「家庭向け」って言ってるくせに『Home & Business』ってビジネス付いちゃってるのあるじゃん。。
「家庭向け」「ビジネス向け」の定義は何なのか。。余計わからなくなりました。
改めてビジネス向け製品一覧を見てみると「365」という数字と、料金が月額であることに気が付きます。
これは『Office 365』というサービスで、常に最新のOfficeソフトが使える変わりに料金は契約制(月払い/年払いの選択が可能)となります。つまり、契約期間中は新しいOfficeが発売されたらすぐに新しいOfficeに切り替えられるということです。しかも、365のサービスはそれだけではなく、クラウドの利用や、スマホやタブレット用のOfficeアプリの利用を最大限活用できるようになります。「常に新しいOfficeが利用したい」「出かけ先ではタブレットで作業したい」「クラウドでファイルを共有して作業したい」等々といった方はこちらがおすすめです。なるほど!何となくビジネス向けっぽい。
これ、もう家庭とかビジネスとか関係なくない!?
まずは『Office 365』を使いたいかどうかを判断するのがいいと思います。勝手に参考にさせていただいたサイトによると、『Word』『Excel』『PowerPoint』等の基本ソフトウェアが入ったもので比較した場合、3年以上使うならパッケージ版にした方がコストは抑えられるみたいです。ただし次のOfficeが出たときに買い替えるのであれば話しは違ってきますが。
よし、じゃあ今回は365やめましょう。
ようやく候補が6つに絞れました!
次にあるのが「プレインストール製品」と「パッケージ製品」です。
プレインストールとは(以下コトバンクより)
パソコンの購入時にあらかじめOSやソフトウェアがインストールされていること。 プリインストールとも呼ばれる。 購入してすぐに使用できる、別途OSやソフトウェアを買い足さなくてもよい、単品で買いそろえるよりも安いなどのメリットがある。
つまり、パソコンごと買い替えるよ、という方は「プレインストール製品」、Officeだけ欲しいよ、という方は「パッケージ製品」になります。パソコンを買い替える際はどのプレインストール製品が付いているのかを調べればいいのですね。
でも、プレインストール製品の「Premium」って何ですかね。また混乱。
「Premium」では前述した『Office 365』のサービスが1年間無償で受けられるそうです。継続したい場合は1年後に年間5,800円で契約更新する必要があります。もしパソコンの購入を検討されているのであれば、『Office 365』の導入のハードルが少し下がるかもしれません。
しかし今回はOfficeの買い替えなので、パッケージ製品をみてみましょう。
残った候補は『Office Professional 2013』『Office Home & Business 2013』『Office Personal 2013』です。ここまでくれば説明は簡単ですね。この3つの製品の違いは含まれるソフトウェアが違うこと。
「Personal」は『Word』『Excel』『Outlook』の3つ。「Home & Business」は「Personal」にプラスして『PowerPoint』と『OneNote』。「Professional」は「Home & Business」にプラスして『Access』と『Publisher』。
WordとExcelだけで十分だ、という方は『Office Personal 2013』でいいでしょう。でもやっぱりPowerPointくらいは入れておきたいので、おすすめは『Office Home & Business 2013』。データの管理バリバリしたいし、私プロフェッショナルだし、という方は『Office Professional 2013』をご購入されればいいかと思います。
ただし、ご注意いただきたいのはやはり「365」の存在です。パッケージ製品では、途中から『Office 365』を使ってみたい、と思っても切り替えはできません。パソコンごと買い替えるのか、『Office 365』が必要なのか、そこから考えるとスムーズに候補を絞って行けるかと思います。
長くなってしまいましたが、これでも説明の足りない部分はたくさんあるかと思います。詳細についてはご自身で調べてみてください。同じお悩みの方に少しでも参考になれば幸いです。
Office 365の記事を参照いただいてありがとうございます!!
今のOfficeのラインナップ、Microsoft製品を使いこなしていないと何を選んで良いのかそもそも分からないという罠がありますよね…。
あまりにややこしいので勢い余って書いた記事ですが、少しでもお役に立てたのでしたら嬉しいです。
> でも、プレインストール製品の「Premium」って何ですかね。また混乱。
プレミアム、と言われると何だか使わないと損かも…と感じる絶妙なネーミングですよね〜。
SUPERIDOL様
商品ラインナップを眺めているだけではまったく理解できず、様々なサイトを除いている中でSUPERIDOL様の記事がわかりやすかったので参照させていただきました。コスト比較は大切ですよね!
ネーミングは練りに練られた物なのでしょうね!ただ、ラインナップをもう少しスッキリできないものかと思ったりもしますが。。
参照させていただき助かりました!ありがとうございました!